2010年6月5日土曜日

第一回 羽曳野市地域福祉推進委員会

5月28日に、羽曳野市地域福祉推進委員会が開催されました。梅花女子大学准教授兼四天王寺大学非常勤講師の 玉置委員長のご挨拶の中で、無縁社会について、また、羽曳野市はコミニティが元気であること。また、地域の拠点づくりについてなどのお話があり、これから市に求めることとして、地域福祉の管理できる専従職員、各課全体を見渡せるセクションをつくって欲しいと要望されておられました。
また、各地域からの取組みの報告などもあり、100件以上一人暮らしのある地域では、地域で何かできないかということで、ボランティア組織を立ち上げ、自助、公助、共助と取組みを進め、ハンディキャップをもっている方は外に出るのは無理だと思っているが、その人たちにも外に出てもらおうとボランティア活動をしている。
また、NPOに看護大学の学生さんが協力してくれたりしている地域もあり、おしゃべりサロンや、食事の宅配、また、男性の一人暮らしなども外にでるように働きかけていたり、アルミ缶の回収や、NPOが学校などにいって講義を行ったりしている地域もありました。また、ある地域では、農小屋サロンなどをつくり、朝から長靴をはいて、畑仕事の合間などで、話をしたり、人が集まったりしている地域もありました。それぞれの地域で特色をいかして、できるだけかかわりの持てる環境づくりに取り組んでおられる様子がわかりました。
また、これからの課題は、無縁社会にどう対応していくのか?同居の家族の障害をお持ちの方たちをどうするのか?縦割り行政は、地域の縦割りにもなっていて、これらについてもどのように連携をとっていくのか?
また、人が集まるたまり場も大切だし、ボランティア情報などももっと身近にわかってもらえる環境をつくろうと、とても活発な意見がでました。また、地域福祉を立ち上げるには、人も資金も必要になっていくのではないかという意見もでました。
人づくり、場所づくり、街づくり。。。地域で支えあって安心して過ごせる地域福祉に様々な活動を進めていきたいと思います。

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