2009年6月22日月曜日

近畿大学医学部付属病院にて現場の声を聞きました。


6月22日 近畿大学医学部付属病院へ、山下亜偉子柏原市議会議員と看護士の現場の声を聞きに行きました。実は看護連盟との勉強会のときに、是非議員さんも一度看護士の体験にきてください。といわれ、はい、行きます。と約束をしました。本当は、日勤から夜勤まで、体験してください。とのことでしたが、2時間、院内の状況や、患者さんとの対応、そして、子育てしながら、看護士をされる方々のお話を伺いました。

平常は2交代で勤務をされ、朝8時半から6時までと、4時半から9じまで。の2交代。でも、仕事が忙しくて7時、8時となるのが現状で、かなり、ハードな勤務形態なので、看護士の離職率も非常に高い。そして、2歳のお子さんを持つ看護士さんと、4歳と2歳の2人のお子さんをもつ、看護士さんからもお話を伺いました。一日のスケジュールは、朝5時半におきて、朝ごはんと夜ご飯のしたく。そして、お子さんをおこして、朝ごはんを食べ、保育園へ。そして、勤務に就き、6時までの仕事が、忙しくて、7じになり、保育園へあわててお迎えに行き、かえって夕食。お風呂、保育園は7じまでなので、あわてて迎えに行かなくてはならない。とのこと。勤務もみせていただきましたが、それぞれの看護士さんが自分の仕事をこなし、また、常に動いていました。患者さんのお薬の確認、トイレへの介助、ナースコール、清拭、入浴介助など、休憩するまもなく、勤務をし、帰るころにはクタクタになりそうです。ですが、皆さん、笑顔で患者さんに接し、そして、命と安全をまもり、看護士として責任を持ってお仕事されているのがとてもよくわかりました。そして、子育てしながら、大変なことは???と尋ねると、病中保育がないこと。だということです。今までは患者さん10人に対して1人の看護士となっていましたが、かなり、負担が大きく、法律が変わり7人に1人となりました。少しは改善されたものの、それでもまだまだ、忙しいのが現状だそうです。その中で、休むと他の方に負担がかかる。でも、子どもが熱を出したら休んで見てあげたい。そんな気持ちの中で、お仕事されている看護士の皆さん。応援したいと思います。医療についても国が定めることであり、私たち地方議員は、現場の声をしっかりと聞いて、それぞれの地域の現場の声を聞き、それを国へ届けていくのが役割であると思っています。高齢化社会が益々進んでいく中で、看護をされるかたも、増えてくるだろうと思います。より安全で安心できる看護体制、医療体制のあり方を今後も真剣に取り組んでいかなければならないと思います。近代病院の皆さん、中島支部長さん、ありがとうございました。長く書きすぎてしまったかな???

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